|
新年早々いきなりですが、辛口な記事です。 検索に「オマールの水温」みたいな内容のキーワードが ありました。 今からオマールを飼育しようと意気込んでいるものと思いますが 今一度、飼育設備を確認してみてください。 今の設備は・・・・・ 奥行き60cmある水槽ですか? 奥行き45cmの90cm水槽で飼育できる期間は4年です。 体長23cm程度の個体も雌雄関わらず、3年で3回〜4回 脱皮し、体長36cm、全長60cm程度にまで成長します。 次に、その水槽を夏でも20℃以下に保てる能力を備えた クーラーは設置していますか? オマールの適正水温はアメリカン、ヨーロピアン共に15℃です。 20℃を越える環境では、餌を食べなくなり 死んでしまいます。 逆に冬は無加温、無冷却で何の問題もありません。 ただ、7℃以下は危険です。 ストレーナー等、水槽内の設備は頑丈ですか? すぐに器具を破壊するこのエビの習性を理解してあげれる 包容力が飼育者に求められます。 さらに海底を再現するとか、ライブロックを入れるとかはオマールには通用しません。 いくらレイアウトしても、オマールが勝手に変えてしまうのです。 オマールは基本言うことを聞きませんので、好きなようにさせてあげましょう(^^) 人工飼料に餌付ければ、問題ないと思っていませんか? 正直あの巨体を維持できません。 しかも、ザリガニ程度の餌の量だとまず脱皮不全を起こします。 必要なのは新鮮な魚介類で、コレをほぼ毎日与える 経済力も求められます。(シャコを2〜3匹食べるのはざらです) ノコギリガザミとかと同居させようとか考えてはいませんか? 生存できる水温帯が両種とも合致しません。(グレーゾーン16℃〜18℃であればなくともないですがこの場合ノコギリガザミが低水温の影響を受けます) オマールは敵を徹底的に排除しようとします。 ノコギリガザミも普段は貝類や甲殻類を狩るときにしか 使わない豪腕を生きるために行使し、共にただでは済みませんし ストレスに弱いガザミ類が、まず先に死んでしまいます。 甲幅10cmのイシガニでさえ体長23cmのオマールは餌と見なし 攻撃しますので、基本単独飼育してください。 (同じくらいのモクズガニも見事に粉砕しています) 確かにオマールはザリガニと容姿が似ていますし、ザリガニに近縁な アカザエビ科に属しますが、ザリガニとは別格なまったくの別種です。 エビ類最大種の家系にいるエビ類ですので生半可な 気持ちで飼育に望むと、自分や家族に重大な怪我をさせる 能力も備えたエビですので、十分に考慮したうえで 安全に飼育していただきたく思います。 つまり、オマールに・・・・ 画像のハサミ脚の持ち主は、上記の記載事項を 守らなかったばかりにこの夏、高水温(24℃でした)で 死亡したアメリカンオマールです。 野球で言うなら、代打ではなくエースの4番バッターとして 扱うべきエビと言えますね(^ー^)ノ ヨーロピアンオマールの人気が最近高いようで ここ最近そういった検索キーワードをよく見かけますが ヨーロピアンの特にオスは非常に気が荒く、飼育者にさえ 向かってくるほどで、かなりクセのあるエビです。 飼育にはそれなりの設備と覚悟が必要で、さらに家族の理解が 最重要となります。 飼育自体は15℃以内の水温さえ守れば生かすのは容易ですが 3年もすれば全長60cmとなり、取り扱いや結露など 飼育には多くの課題もある実際は飼育の難しい種類です。 |
| << 前記事(2008/12/31) | トップへ | 後記事(2009/01/02)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
うちださん |
エビ〜ラL35 2009/01/01 17:33 |
おめでとうございます(^^) |
うちだ 2009/01/01 17:50 |
| << 前記事(2008/12/31) | トップへ | 後記事(2009/01/02)>> |